第170回通常議員総会を開催しました

2022年04月15日

 第170回通常議員総会が3月30日、当所横浜シンポジア議場で開かれ、専務理事に横浜市鶴見区長の森 健二氏が選任されるとともに、常議員の補欠選任、令和4年度会員増強計画・事業計画・収支予算について審議され、全議案が原案どおり承認された。

 議案に先立ち、上野会頭より冒頭挨拶で、「新型コロナウイルス感染の世界的な拡大から2年が経過したが、昨年の緊急事態宣言解除による個人消費や設備投資の回復により、10-12月期の実質GDP成長率は、2四半期ぶりのプラスとなり、回復基調となっていたが、オミクロン株の流行により、1-3月期は再び停滞感が強まり、その後はマイナス成長の見通しとなっている」と景気認識を示した後、国際情勢について、「世界では2月に起きたロシアによるウクライナへの軍事侵攻により、国際秩序の根幹を揺るがす重大な危機に直面している。国際情勢が緊迫し先行き不透明感が強まるとともに、特に原油価格や小麦粉などの原材料価格の更なる高騰は、中小企業にとって、これまで以上に経営環境を悪化させるのではないか」と懸念を示したうえで、「商工会議所としても2月下旬から中小企業相談部に〔ウクライナ情勢・原油価格上昇等に関する特別相談窓口〕を設置し、経営や資金繰り等の相談を受け付けている。長引くコロナ禍だけではなくウクライナ情勢など経済動向に注視しつつ、資金繰りや雇用維持など、中小企業支援を最優先課題として各種支援に努めていきたい」と考えを示した。
そして、将来の都市創造について、「横浜は過去の開港、第二次世界大戦の敗戦に次ぐ第3の転換期を迎えていると考えている。人口減少や少子高齢化を迎え、コロナ禍で社会環境も大きく変容する中、今後横浜を発展させるためには多くの人や企業を惹きつけることが重要である」とこれまでの歴史を振り返りながら考えを述べた後、「特に〔観光産業の振興〕では、2027年に予定されている〔国際園芸博覧会〕について、商工会議所としても横浜市や関係機関と連携を図りながら、開催に向けた機運の醸成に取り組んでいきたい。博覧会の開催を機に、地元経済界にとって新たなビジネスチャンスとなり、さらにはこの西部地域が横浜にとって新たな活性化拠点となるよう、国や地方自治体、民間企業や団体の皆様と一体となって盛り上げていきたい。また、昨年は残念ながら横浜へのIR誘致が撤回となったが、今後はIRのような経済効果をもたらし、横浜の将来を担う都市づくりなど、中核的な大規模プロジェクトが提案できるよう、複数の共管委員会で活発な審議を行い、横浜市に対し適宜政策提案をしていきたい」と思いを述べた。

 引き続き議案審議となり、専務理事人事では、3月31日付で退任される野村専務理事の後任として、現横浜市鶴見区長の森 健二氏が上野会頭から指名を受け承認された。

 また、常議員の補欠選任については、観光・サービス部会から原信造氏(㈱ホテル、ニューグランド)が指名を受け、承認された。

 令和4年度会員増強計画については、会員増強委員会副委員長小俣議員より説明があり、年間加入目標を1,600件、退会600件とするとともに、具体的な活動内容としては、会員優待サイト「CHAMBER PASS」を活用した議員による紹介運動の実施、加入50・60・70年目を迎える会員事業所に対する記念プレートの配付、会員事業所のPR支援の継続・強化、商工会議所事業の活用事例集やPR動画の制作等により会員加入の促進を図ることとなった。

 令和4年度事業計画・収支予算については、野口副会頭から詳細に説明があり、事業計画は、事業実施にあたっての考え方として、昨年11月に上野会頭が就任時に表明された所信を基に作成し、基本目標は、「横浜経済の再生と新たな成長を創造する都市・横浜を目指して~横浜ルネサンスの実現に向けて~」とした。特にコロナ禍で疲弊した中小企業への経営支援として「中小企業に対する伴走型経営支援の強化と横浜経済の再生」を掲げたほか、「スポーツ・eスポーツ等を活用した観光振興・地域活性化の取り組み」や「市全域の拠点開発構想の策定と推進等に関する要望」等新規事業を中心に説明があった。

 収支予算は、一般会計、特別会計を合わせた全会計としては30億55,161千円、会計間の振替額を差し引いた純計(実質会計規模)では30億5,161千円、前年度比0.1%の増となっている。

 総会終了後には、横浜商工会議所表彰並びに令和3年度会員増強運動年間表彰が行われ、当日出席した表彰者には、上野会頭から賞状が手渡された。

◆横浜商工会議所表彰(敬称略)

☆表彰規則第1条(役員または議員であって6年以上在任した者が退任の場合に表彰する)に基づく表彰 

【該当者】

故 江夏 良明 42年  2ヶ月

☆表彰規則第2条(役員または議員の職に在任中の者であって、その在任年数が15年以上におよぶときは5年ごとに表彰する)に基づく表彰


【該当者】
 
秋山 桂子 25年1ヵ月

松尾 文明 20年

◆令和3年度会員増強運動年間表彰

◎年間20口以上達成議員
 
関東陸送 株式会社     33口
株式会社 ロイヤルホール  20口

◎団体表彰

観光・サービス部会     15件


第170回通常議員総会において挨拶をする上野会頭