第167回通常議員総会を開催しました

2021年04月09日

 第167回通常議員総会が3月26日、当所8階大会議室で開かれ、令和3年度会員増強計画・事業計画・収支予算、定款の一部変更、常議員の補欠選任について審議され、全議案が原案どおり承認された。

 議案に先立ち、上野会頭より冒頭挨拶で、新型コロナウイルス感染症が確認されてから1年が経過し、我々をとりまく経済・社会環境が一変したことに対し、「2月に実施した当所の緊急アンケートでは8割を超える企業が依然としてコロナによる経営への悪影響が続いており、とりわけ、飲食、宿泊業など対面型の業種は極めて厳しい状況に陥っている。この長引くコロナ禍の影響により、何とかこれまで堪え忍んできた事業者も、借り入れが大きく膨らんだ一方、先行きの見通しが立たず、更なる借り入れに踏み出せない状況となっている」と厳しい経済情勢を述べたうえで、「当所においても資金繰りや雇用維持など、『コロナ禍からの回復に向けた中小企業支援』を最優先課題として取り組んでいくとともに、デジタル化による生産性の向上をはじめ、販路拡大、業種転換など事業再構築の支援に向けても、事業者の方々に寄り添いながら、しっかりと支えていきたい」との考えを示した。      
 また、将来の都市創造について「横浜は、関東大震災を機に、絹製品の輸出が横浜港から神戸港に移ったことをきっかけに、商業都市から工業都市へと変貌し、その後、第二次世界大戦での横浜大空襲により廃墟となった街から復興を遂げるなど、2回にわたり大きな再生・復活を遂げている。横浜は再び新型コロナという難局を迎えているが、この新型コロナに打ち克ち、横浜の課題である将来の人口減少と高齢化にも対応していくため、第3の変革が求められている」とこれまでの歴史を振り返りながら変革の必要性を示すとともに、「私は今後の発展の基盤となるのは「観光・MICE」であり、その中核となる2本柱が、国策である横浜IRの実現、国際園芸博覧会の開催と跡地活用であると考えている。当所が音頭を取って設立した、統合型リゾート(IR)横浜推進協議会と連携しながら、誘致実現に向けた機運醸成などの諸事業を積極的に推進していくほか、国際園芸博覧会の横浜誘致の実現を推進し、そのレガシーとしての旧上瀬谷通信施設跡地の活用方策にも取り組み、これらの施策を実行していくことで、再び横浜を活力ある街に再生・復活していけるのではないかと期待している」と述べた。  

 引き続き議案審議となり、令和3年度会員増強計画については、大前副会頭より説明があり、年間加入目標を1,600件、退会600件とするとともに、具体的な活動内容としては、議員による紹介運動の実施、オンライン開催も柔軟に織り交ぜた各種交流会の開催、新規の取り組みとして、会員優待サイト「横商優待ねっと(仮称)」の開設、ネット広告の導入により会員加入の促進を図ることとなった。

 令和3年度事業計画・収支予算については、野口副会頭から詳細に説明があり、事業計画は、事業実施にあたっての考え方として、今期の基本目標は、引き続き「横浜ルネサンスの礎を築く~SDGsの理念を踏まえた、横浜の新たな飛躍を目指して~」とした。特に優先的に取り組む課題として「コロナ禍からの回復に向けた中小企業支援策の強化」を掲げたほか、「新しい横浜観光のあり方の検討」や「規制緩和によるまちづくり戦略の提言」等新規事業を中心に説明があった。

 収支予算は、一般会計、特別会計を合わせた全会計としては30億53,147千円、会計間の振替額を差し引いた純計(実質会計規模)では30億3,147千円、前年度比1.4%の減となっている。

 定款の一部変更では、野村専務理事より、従来当所常議員会で認められていなかった書面表決を可能にするため、定款を変更する旨説明があり、承認された。

 常議員の補欠選任では、港湾運輸倉庫部会から筒井雅洋氏(㈱日新)が指名を受け、承認された。

当所大会議室で開催された第167回通常議員総会