横浜弘明寺商店街で「留学生向け商店街ツアー」を実施しました
横浜弘明寺商店街において、横浜国立大学の留学生(5か国16名)が参加する「留学生向け商店街ツアー」を実施しました(令和元年12月7日(土))。
当日は、横浜シティガイド協会並びに神奈川SSGクラブ(神奈川善意通訳者の会)の協力を得て、横浜最古の寺、弘明寺観音菩薩見学、商店街散策、さらに、和菓子づくりを体験しました。
弘明寺観音菩薩見学では、弘明寺の僧侶からの説明を受けながら、平安時代中期作の本尊十一面観世音菩薩立像や金剛力士像(仁王像)を見学しました。

続いて、横浜弘明寺商店街長谷川理事長並びに細井総務委員長より商店街の概要説明の後、参加者各自で商店街を散策、昼食をはさみ、前田町内会館にて和菓子づくりを体験しました。
和菓子づくり体験では、商店街で創業90年余の歴史がある和菓子店「盛光堂総本舗」の笹川康広さんの手ほどきにより、「季節の〝春〟」「花の〝椿〟」を表現した2種類の練りきりづくりに挑戦しました。餡を手で捏ねる、包む、布巾で絞る、摘まむ工程を経て、次第に形になっていく自分だけの練りきりに、参加者からは、「難しかったけど、楽しかった」、「もっと上手に作りたかった」、「日本文化が体験できてとても良かった」等の感想が寄せられました。講師の笹川さんからは「皆さん、初めてなのに、とても上手で驚きました」との感想が聞かれました。

する参加者(中央が講師の笹川さん)


最後に、長谷川理事長と参加者との意見交換が行われ、参加者から「近くに住んでいるのに、商店街にこんなにたくさんのお店があるとは思わなかった」、「日本文化が体験できる他のイベントがあったら参加したい」、「商店街の中と各店舗に英語表記があればうれしい」等の意見が聞かれました。今回のツアーを通じ、外国人留学生に日本の商店街を身近に感じてもらう良い機会となりました。