ネイチャーポジティブ(生物多様性保全)視察・体験会①の経過報告について
7月5日(金)に、横浜自然観察の森にて開催したネイチャーポジティブ(生物多様性保全)視察・体験会のプログラムの中で、森における生物多様性保全活動の一環として、「セイタカアワダチソウ」の除去を行いました。(活動報告:https://www.yokohama-cci.or.jp/news/6853/)
外来植物であるセイタカアワダチソウは、根から他の植物の成長を妨げる成分を出し、在来植物の植生に影響を及ぼすことが知られています。
炎天下ではありましたが、参加者の皆様には汗をかきながら一生懸命作業に取り組んでいただきました。
除去作業後2ヶ月が経過し、在来植物が繁茂する等、変化がでてきましたので、ご報告いたします。
作業前にはセイタカアワダチソウの姿が多く見られますが、作業の約1ヶ月後には在来のススキやメドハギが生い茂るようになりました。作業後約2ヶ月で、メドハギ等が開花しました!
ハギの一種で、かつて占いで筮竹(ぜいちく)の
かわりに使われたそうです。
ほかにも、アキノノゲシ(キク科)やゲンノショウコ(フウロソウ科)の花が見られるようになりました!秋の訪れを感じられます。
今後も横浜商工会議所と横浜市環境保全協議会は、ネイチャーポジティブ(生物多様性保全)の取り組みを続けていきます。