「大阪・関西万博」視察会を開催しました(観光・サービス部会)
観光・サービス部会(部会長=渡邊正典 ㈱メモワール 代表取締役社長)では、5月29日(木)に23名の参加を得て、大阪・関西万博視察会を開催した。
当日は、大阪メトロ「夢洲」駅に集合し、東ゲートより入場。その後、「海の蘇生」をテーマとし、「循環」「海洋」「叡智」の3つのコンセプトで構成されたパビリオン「ブルーオーシャンドーム」を視察した。「循環」をテーマにしたエリアでは、自然界の水の循環をイメージし、超撥水素材が施された白い盤面を水滴が転がる装置があり、水滴が自在に形や大きさを変えながら動く様子に、多くの参加者が足を止め、熱心に見入っていた。また、「海洋」をテーマにしたエリアでは、海洋プラスチックによる自然環境への影響を描いた映像を鑑賞し、環境保全について改めて考える貴重な機会となった。
続いて「日本館」のパビリオンへ移動し、ごみをエネルギーや水に変換する革新的技術、藻類やカーボンリサイクル技術を組み合わせることで生まれる未来の「ものづくり」の可能性、さらには日本の南極地域観測隊が発見した世界最大級の火星由来隕石の展示などを視察した。その後は自由視察となり、各自万博会場内を巡るなど思い思いの時間を過ごした。
参加者からは、「壮大な大屋根リングや各国の特色を活かしたパビリオンなど、会場内を歩くだけでも楽しめるポイントが多かった」「開催に至るまでに様々な課題の報道があったが、来てよかった」などの声が聞かれた。
