機械・金属工業部会では視察懇親会「株式会社JVCケンウッド新社屋 『Value Creation Square(バリュー・クリエーション・スクエア)』」を開催しました
機械・金属工業部会(部会長= 西山隆雄・㈱総合車両製作所 取締役会長)では、令和7年2月17日、26名の参加を得て、昨年12月に本格稼働を開始した㈱JVCケンウッドの新社屋「Value Creation Square」を視察しました。
視察に先立ち当部会副部会長でもある、同社の宮本代表取締役専務執行役員CFOより、同社の歴史や事業、製品、今後の展望などについてご紹介いただきました。


その後、中央部に大きな吹き抜け構造を持ち開放的な空間となっている新ビル「Hybrid Center」に入場し、オープンスペースやフリーアドレス等、共創・コミュニケーションが生まれやすい工夫の施されたオフィス区画を見学しました。



続いて、試験・評価設備区画に移動し、車が入る広さの電波暗室や、足音の響かない網状の床と柔らかな襞状の壁で囲まれた大型の無響室、耐震・耐熱性能を検査する機器など、無線や音響メーカーならではの多様な試験設備を拝見した後、8Kプロジェクター映像を鑑賞し、同社製品等の展示品説明を受け、視察を終了しました。


視察会終了後は、かつてVHSの開発責任者らが酒を酌み交わしながらVHS開発への思いを談義した居酒屋割烹「きしや」にて懇親会を開催。宮本副部会長による乾杯の発声の後、和やかな雰囲気で参加者同士の交流が図られました。
参加者からは「品質管理試験装置のラインナップに感心と日本製品の力強さを感じ、感動した」「最新鋭のオフィスと設備を見学する貴重な機会をいただいた」等の声が寄せられました。