「ビールの街ヨコハマ!」交流会③~クラフトビールを活かしたまちづくり~を開催しました(工業部会)
工業部会では、2026年3月12日、横浜シンポジアにて「ビールの街ヨコハマ!」交流会③を開催しました。クラフトビールを活かした地域活性化を目的に2024年から開催してきた本交流会は、年々規模を拡大し、第3回目となる今回は100名を超える参加者が集まりました。
日本のビール産業発祥の地であり全国屈指の「ビールの街」としてのポテンシャルを有する横浜の魅力を再発見し、新たなビジネス展開や地域コミュニティの醸成に繋げるべく開催されたイベントの様子をご報告いたします。



■ 講演①「ビール産業発祥の地・横浜と横浜工場100周年について」-キリンビール株式会社 横浜工場
初めに、今年で山手から生麦への移転から100周年という記念すべき節目を迎える、キリンビール株式会社 横浜工場の副工場長 築谷 光 氏よりご講演いただきました。横浜・山手でのビール産業の発祥から、関東大震災を経て生麦へ移転し現在に至るまでの歴史的背景のほか、地域と連携したサステナビリティの取り組み、そして100周年を記念したイベントや記念ビール、キャンペーン等について紹介され、「100年先も横浜で愛される工場であり続ける」という熱い思いが語られました。
■ 講演②「Craft Beer City Yokohama構想に伴うYokohamaクラフトビールアソシエーションの取組」-Yokohamaクラフトビールアソシエーション
続いて、昨年11月に市内のブルワリーが中心となって発足した「Yokohamaクラフトビールアソシエーション(YCA)の取組」と題し、キリンビール、横浜ビール、横浜ベイブルーイング、そして横浜市政策経営局の4者によるパネルディスカッションが行われました。「クラフトビールと言えば横浜!」と言われる街を目指す「Craft Beer City Yokohama構想」の実現に向け、ブルワリー同士が包み隠さず技術を共有し合う「品質向上」への真摯な取り組みのほか、産官が連携した具体的な成果として、約6年ぶりとなる「横浜クラフトビアマップ(Vol.10)」の発行、「神奈川・横浜デスティネーションキャンペーン」への参画(スタンプラリー等の実施)についても紹介され、クラフトビールを通じた街の魅力化を推進していく力強いビジョンが示されました。
■ 交流会
講演後は、市内ブルワリーの担当者が登壇しての熱意あるプレゼンテーションを経て、各ブルワリーが誇る自慢のビールを味わいながらの交流会を行いました。 市内ブルワリーのほか、クラフトビールや街の賑わいづくりに関連する企業・団体も多数出展し、参加者は環境に配慮したリユースカップを片手に、世界大会で評価されたビールや地元産ホップを使用したビールなどを堪能しました。また、モルト粕を活用した再生紙、環境配慮型デリバリー自転車(カーゴバイク)など多彩な展示を前に、参加者同士で企業間の新たな連携やビジネスの可能性について活発に意見交換が行われ、会場は大きな熱気に包まれました。



〈出展者〉
・Yellow Monkey Brewing
・SPRING VALLEY BREWERY
・TDM 1874 Brewery
・REVO BREWING
・横浜ビール
・横浜ベイブルーイング
・神奈川大学(キャンパス内でホップを栽培するプロジェクト)
・株式会社kitafuku(モルト粕を活用した再生紙「クラフトビールペーパー」)
・クリオシティ(カーゴバイクを活用したエコな配送事業・賑わいづくり)
・横浜竹林研究所(市内の竹林を整備してクラフトメンマを提供)
・横浜ファンカンパニー(クラフトビールを活用した賑わいづくり)
■ おわりに
今回の交流会は、横浜が誇るビール産業の歴史から、産官連携による最新のまちづくりの取り組みまでを学び、そして実際に横浜のクラフトビールを味わいながら交流を深める大変有意義な機会となりました。横浜商工会議所 工業部会では、今後も皆様のビジネスのヒントとなり、地域経済や街の魅力向上に繋がるようなイベントを企画してまいります。











