第161回通常議員総会を開催しました

2018年07月25日

 第161回通常議員総会が7月25日、横浜シンポジアで開かれ、定款の一部変更、常議員の補欠選任、平成29年度事業報告・収支決算について審議され、全議案が原案どおり承認された。
 
 議案に先立ち、上野会頭より冒頭挨拶で、厚生労働省の審議会で示された最低賃金の引き上げ幅の目安が2002年度以降、過去最大の引き上げとなったことに対し、「中小企業にとってより一層厳しさが増すことになる」との懸念を示した上で、「まだ、最終的な答申は出されていないが、2019年も引き続き関係団体と連携し、より地方の実情に即した改定を行って頂くよう政府等へ強く要望してまいりたい。商工会議所としても、外国人労働者の活用を含め、企業や地域が連携しながら人材を確保・育成するとともに、IT・IoT・AI等の導入による生産性の向上が図られるよう積極的に支援してまいりたい」との考えを示した。また、今期の任期が残り3ヵ月となったことを受け、多くの事業に取り組み成果を上げる事ができたとし、特に会員増強については、平成27年度から数え3期連続の会員数の増加となり、その協力に対し感謝の意を示した。また、IR実施法案が成立したことを受け、「IRの横浜誘致が一歩前進したものと大変喜ばしい。わが国観光産業は更なる発展を遂げ、日本経済をけん引する大きな柱となる産業に成長することが期待されている」と述べる一方、「ギャンブル等依存症対策基本法を軸に、しっかりとした対応が図られ、市民の理解が進むことを期待する」との考えを述べた。
 
 引き続き議案審議となり、定款の一部変更については、常議員の定数を現行の44人から50人に増員することとした。
 
 常議員の補欠選任については、工業部会から小和田祐子氏(東京ガス㈱ 神奈川支社)、小売部会から横山明氏(神奈川日産自動車㈱)、機械・金属工業部会から松川裕二氏(JFEエンジニアリング㈱)並びに髙倉哲雄氏(㈱日立製作所 横浜支社)、卸・貿易部会から坂田宏氏(㈱サカタのタネ)、観光・サービス部会から山本玄征氏(宗教法人妙蓮寺)、港湾運輸倉庫部会から濵田清隆氏(日発運輸㈱)が指名を受け、承認された。
 
 平成29年度事業報告・収支決算(案)については野口副会頭から詳細な説明があり、事業報告では、意見・要望活動として、横浜市政・神奈川県政要望をはじめ「国際園芸博覧会の横浜招致を求める決議」を横浜市に提出したほか、税制改正要望等を実施し、特に要望の成果として、事業承継税制の納税猶予割合が大幅に要件緩和したほか、横浜環状北西線や南線、横浜湘南道路の整備が急ピッチに進行した。
 
 中小・小規模事業者への総合的支援では、9月に中小企業経営相談センターを本部へ集約し、新たな体制で事業者の経営支援に当たったほか、特に事業承継を重点課題の一つと位置付け、セミナーなどに加えて専門家による個別相談体制を拡充し、相続問題の他に後継者育成という観点からも積極的に事業に取り組んだ。
 
 支部事業・部会活動では、中部支部設立40 周年記念式典・祝賀会のほか、平成29年度は女性会の設立50周年に当たり、記念式典・講演会・祝賀会を盛大に開催した。
 
 市内中小企業の海外展開支援では、「世界の注目国・地域セミナーシリーズ」を開催したほか、「シンガポール・マレーシア経済環境視察団」を派遣した。
 
 組織基盤強化では、会員増強月間を定め、会員増強運動を積極的に展開した結果、平成27年度から数え3期連続の会員数増加となった。
 
 会員相互の親睦・交流事業では、「会員の集い」「会員年頭祝賀会」、そして、年2回開催であった「新会員交流会」を3回実施に変更するなど会員企業のビジネスチャンスの創出・拡充に努めた。また、ラグビーワールドカップ2019日本大会や東京2020オリンピック・パラリンピックの開催に向けて、両イベントの成功と機運の醸成に向けた取り組みに協力したほか、「横浜観光人材塾」の開講、そしてイベント関係では、「ザよこはまパレード」「ワールドフェスタ・ヨコハマ」を開催し、市内各所において賑わいの創出に努めた。
 
 7月には横浜市開港記念会館の開館100周年を記念して、当所前身の横浜商法会議所が同会館の場所にかつて所在した町会所に設立された歴史を踏まえ、歴史資料の展示や記念講演会、そして、同会館の講堂において通常議員総会を開催した。
 
 収支決算では、一般会計、特別会計を合わせた全会計の収入決算額が前年度繰越金を合わせ16億27,618千円、支出決算額が14億32,175千円となった。
 
 総会終了後には、関東経済産業局長表彰 伝達式、関東商工会議所連合会 ベスト・アクション表彰 伝達式、横浜商工会議所表彰が行われ、当日出席した表彰者には、上野会頭から賞状が手渡された。
 
 
◆関東経済産業局長表彰 伝達式(敬称略)
 
☆関東経済産業局管内の商工会議所であって、その組織運営及び事業活動等が特に優秀であり、他の商工会議所の範とするに足ると認められる商工会議所又はその役員及び議員であって、その功績が顕著な者を表彰する
 
【該当者】
 
 平田 恒一郎

  
◆関東商工会議所連合会 ベスト・アクション表彰 伝達式(敬称略)
 
☆関商連管内各商工会議所の事業活動に関連して、まちづくりの推進や地域活性化、会議所の知名度貢献など顕著な貢献(ベストアクション)をしている者を表彰する
 
【該当者】
 
 横浜市環境保全協議会
 
 
◆横浜商工会議所表彰(敬称略)
 
☆第1条(役員または議員であって6年以上在任した者が退任の場合に表彰する)に基づく表彰
 
【該当者】
 
 岩瀬 一雄 11年
 関口 雄介 11年
 
☆第2条(役員または議員の職に在任中の者であって、その在任年数が15年以上におよぶときは5年ごとに表彰する)に基づく表彰
 
【該当者】
 
 勝  治雄 20年3ヵ月
 山口  宏 20年3ヵ月
 築地 正明 15年3ヵ月

横浜シンポジアで開催された第161回通常議員総会