「MICEセミナー」を開催しました(観光政策委員会)

2017年11月06日

開会挨拶をする野並委員長

 観光政策委員会(委員長=野並 直文 ㈱崎陽軒 代表取締役社長)では、10月27日(金)、83名の参加を得て「MICEセミナー ~MICE開催によるビジネスチャンスの可能性~」を横浜シンポジアにて開催した。
 今回のセミナーは、MICE(多くの集客交流が見込まれるビジネスイベントなどの総称)に着目し、二部構成で講演が行われた。
 第一部では、㈱野村総合研究所 社会システムコンサルティング部 産業インフラグループ グループマネージャー 岡村 篤 氏から、「MICEから生まれる新しいビジネスチャンスの可能性」と題し、MICEにおける市場の概観をはじめ、一般的な観光とは異なり、関連する事業者は観光関連のみならず広範囲に亘るため「経済波及効果」、学術・産業振興のような「社会波及効果」について数値や事例を用いた説明があった。
また、MICEは地域経済・産業を活性化させるインフラと言えるが、横浜では会場装飾業や警備・人材派遣、機材レンタル等といった対事業所サービスの産業集積不足が顕著であり、消費が東京に流出している状況を踏まえ、ビジネスチャンスを見出すためにも、市内で主催者との商談機会の拡大といった経済波及効果を高める仕組みづくりが重要であるという説明があった。
 続く第二部では、株式会社 横浜国際平和会議場(パシフィコ横浜)取締役 営業推進部長 馬鳥 誠 氏から、「国内最大級の複合MICE施設パシフィコ横浜の概要と取り組み」と題し、パシフィコ横浜の施設概要をはじめ、国内外のMICEを取り巻く環境について他都市の事例の紹介や、年々増加するMICEの開催需要に対応するため、みなとみらい21中央地区20街区において整備が進む、「みなとみらいコンベンション施設(仮称)」について説明があり、今後はMICE参加者の市内の回遊性を向上させるなど、地域経済が潤う取り組みが求められ、街の総合力が試されていると言える。今後より一層、誘致活動に力を入れるとともに、地域との連携を密にして、横浜の発展に貢献したいと述べられた。

講演を行う岡村氏
講演を行う馬鳥氏
熱心に聴講する参加者