昭和27年、横浜市内中心街の接収が大巾に解除され、到る処空地となり廃墟さながらの様相を呈するに到りました。
此の秋に当りまして一日も早く此の横浜を復興させる為には何うしたらよいか、と云ふことが市内各界に於て考えられて来ましたが、翌28年の春、本所商業部委員会に於て横浜に多数の人が集まる一大名物となる様な行事を計画したら何うか、との発案あり、これが動機となつて本所に開港記念行事委員会が組織せられ国際港である特色を十二分に活かして在留外人も参加出来て、これが全国にない特色となる様な行事として国際仮装行列が最も適当であるとして採択せられ昭和28年6月2日の横浜開港記念日を期して第1回の行列が挙行された。
<横浜開港百年記念 国際仮装行列記念アルバムより抜粋>
第1回:昭和28年(1953)
前夜祭パレードは、昭和55年の横浜商工会議所創立100周年を記念し初めて実施され、以降平成5年まで15年間行われました。
第1回の当日は天候にも恵まれ、5月2日に伊勢佐木町7丁目から1丁目に至る1.3キロにおいて盛大に挙行しました。
パレードには、徒歩36団体、フロート2団体の延べ2,038人が参加し、先頭には横浜商工会議所創立100周年を記念し製作したフロートが、また最後尾を地元伊勢佐木町のフロートが飾りました。
国際仮装行列前夜祭パレード第1回 昭和55年(1980)〜第15回:平成5年(1995)
“ハマの初夏を彩る風物詩”である「横浜開港記念みなと祭」国際仮装行列を一層盛り上げるため、2001年の5月5日に新港エリア内において初のエキシビションを開催しました。
当日はスーパーマーチングバンドやダンシングチームなど、主催者が招聘した演技力の特に優れた12団体が定点演技による素晴らしいパフォーマンスを展開しました。
戦後の混乱が落ち着きを取り戻し始めた横浜で、希望の象徴としての「横浜らしい祭り」として生まれた国際仮装行列は、日本の都市型イベントの先駆けとして他都市にも大きな影響を与えてきました。
今や横浜の街に欠かすことの出来ないパレードに成長した本イベントは、今後とも、ハマを代表する祭りとして“夢のある”そして“オリジナリティ溢れる”「新しいまつり像」を創造していきます。